だいぶ寒くなってきました。。あちらこちらで“クリスマスケーキ”の
予約も始まってたりして、秋から冬へと季節は変わります。。
読書の秋も、読書の冬へ変わりつつあります(笑)。
相変わらず、うちの子はリハビリの為の通院が続いていて、
そうなると、通院に付き合って、その後夕飯の支度。
食べるのは8時になってしまいます。
こんな生活、いつまで続くのさ!
秋から始まった読書も、同じように続いていて、それはその
通院のおかげでもあるわけだけど、仕事で一日パソコンと
にらめっこ、夜は夜でネットめぐりで目を酷使してる私に
とって、加えて読書を毎日何十分もする事は、目にとっては
好ましくない。。。
----でも、帰りが遅くなってるその分、夜のPCの時間が短く
なってる事は事実。だったら、同じ事か?----
それでも、こうやっていろんな本を読む機会を与えてもらって
いるのは、考えようによってはいい事なんだなぁ。だって、私って
あまり本を読む習慣がない人だから。(雑誌は別)TVっ子
(子供じゃないけど、笑)なんだよね~。たまに読む時もあったけど、
こんなふうに何冊も続けて(通院が終わっても、続けられるのか
なぁ。)なんてないんです。
家にいたら、きっと本よりもPCに費やす時間の方が多いし、
(気付けば0時過ぎてるし)、よっぽど「読もう!」って決めてないと
読まないと思う。。平日に、何十分も読書するなんて、まずない。。
っていうか、PCだって、ない頃はこんな時間を費やすとは想像も
しなかったんだけど!結局、その分寝るのが遅くなってるだけ
なんだよねん。
京都旅行の後に書こうと思っていた『夜ピク』の感想がまだなのに
その後に読んだ『半落ち』を先にしてしまおう。そういう気分なので(笑)。
たいした事は書けないんだけどねぇ。
『半落ち』は病院に置いてあった本なので、それこそ、通院が
なければ読まずに(内容を知らずに)終わってしまった本だな、
と思います。
興味はあって、手に取って、読み始め・・・。でも最初の章で他の
本に変えたから、こうして最後まで読むとは。。。最初の章では、
納得のいかない終わり方で「面白くない!」が一番の感想だった気が
するけどこれは、最後まで読んでこそ価値があるんだなぁ。
(どの本でもそうですけど)。
最初で判断しちゃいけないのね。。でも、最初が肝心とも思うし(笑)。
『半落ち』は、(手元に本がないので詳しく書けませんが)アルツ
ハイマーの妻を殺害した元警官が、自首して来たところから
刑務所で過ごすまでを、彼を担当する6人(刑事・検事・記者・
弁護士・裁判官・刑務官)を通して描かれています。
6つの章は、順番にそれぞれの仕事として流れていってるんですが
、中ではお互いに絡み合っていて、時には対立し、時には理解し
合い、どの人も“組織の中の自分”を見つめて葛藤したり・・・。
正義感や、欲や、仕事魂のようなものや、なんだかフクザツかな。。
梶(この事件を起こした元警官の名)は、自分のした事を認めて
いるので、その点では問題なく(ただ、警官が起こした事件と
いうので大きなニュースになってしまうけど)、事件から自首まで
2日間空いている事に目を付けられてしまって、その空白について
はっきりしないまま話が進んでいくので、こう、読んでいてもすっきり
しない(苦笑)。
手がかりは掴むものの、どの章でも揃いも揃って、梶には黙秘
を続けられ、話が進んでいるようないないような??
掴んだ大きなヒントは“梶は50(歳)か51になったら死ぬつもり”
って事と、“歌舞伎町”。。。
事件を起こした時、梶は49歳なんです。
人って、“守るべきもの”がある時と、この先に“生きなければ
いけない”理由がある時って、もの凄い強いって思います。
この話もそうでした。
最後の最後まで、(6番目の章に入ってからも)空白の理由は
全然分からなかったけど、その理由が分かった時、すごく
感動して、涙が出そうな部分もありました。
話の最初から“梶”は優しい人間だと言ってるけど、本当に
そうだなぁ。。と思いました。そんな優しい梶でも、人を殺めて
しまった事にはかわりないですが・・・。
ハタから見ている立場と、直接関わっている立場では、全く
違うんだと思います。人を殺める事は、誰もがいけない事だと
口を揃えて言うでしょう。たった一つの大切な命なんですから。
どんな理由があったとしても。。。(梶は7年前に、当時13歳の
一人息子を白血病で亡くしています。妻を殺害したのは、息子
の命日。その日の昼間、お墓参りに行った事さえ忘れてしまった
妻は、行ってないと騒ぎ、そんな事さえ忘れてしまうのは母親じゃ
ない!せめて母親として息子を覚えているうちに殺して欲しいと
頼んだのです。)
感想として、結末をここで書いてしまっていんでしょうか?
読みたくなっている人には、書かないほうがいいでしょうけど、
ここまであらすじを聞いて、最後も知りたい!教えて!と思った
人には、書かなきゃ面白くないでしょうね(苦笑)。
きっと、空白の2日間が分かるまでが長いのは、最後に
それが分かった時に、より一層の感動を与えるためなの
かなぁ、と思いました。
(未だに、私個人的に疑問に感じる部分があるんですが
誰か教えてくれないかなぁ。)
で、
結末を知りたい人は、是非本を読んで♪
または、直接私に聞いて下さい(笑)。メールでもなんでも
お答えします(笑)。ただし、自分が読んだ時のように
伝えられるかは分かんないよ~。全然、感動してもらえないかも。
ひとつ言えるのは、さっき私が言った梶の“優しさ”とは、
“命を守る優しさ”です。
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